俳優座の研究所に入るには、受験しなくてはいけないんですね~。受験票を支払って合格したら学費も支払わなくてはいけません。それでももちろん入りたい!と思う人たちはたっくさんいるんでしょう。養成所に入るためにバイトしなくちゃ無理ですね。もちろん親が払ってくれる家もあるかもしれませんが、なに?!学費の他に、演技の勉強したいからそのお金も親がもつのか?!という家庭だっておそらくあるでしょうね。

俳優座の研究所や養成所出身

なんでも俳優座の研究所に合格したからといって、安心できるものでもないようです。もちろん学費を支払うことは絶対条件で、入所試験もかなりの高倍率だとか。そして合格したから安心だぁ~というわけにもいかず、進級するたびに厳しい選抜があってその選抜を潜り抜けて、俳優座の座員になれる人数はどれくらいかというと1年間に数名以下だとか?!これってかなり厳しいですよね。入所するのも難しいだろうなぁ~とぼんやりしながらも思いましたが、養成所からその次のステップに向けてもなかなか難しいようです。

俳優座養成所の15期は、なんでも「花の15期」と言われている年です。いったい誰が15期なの?!と思ってみてみると、演劇知らずの私ですらしっている名前がたくさん登場してきます。私でも知っている名前が沢山出てくるので、これは「花の15期」と呼ばれても納得です。

花の15期

  • 前田吟・・・山田洋次監督の「男はつらいよ」シリーズには、なんとシリーズ48作全部に出演しています。これはすごいですね。売れない頃は工場現場で働いたりしていたようです。
  • 地井武男・・・ちいちい散歩ですっかりお馴染みで、まさに散歩ブームの火付け役といっても間違いないですね。そのイメージが強いのですが、役者としても幅広い演技で巨匠作品からニューアクションといった様々な作品に出演しています。
  • 原田芳雄・・・2003年に紫綬褒章を受賞しています。故松田優作は一時期原田芳雄の全てを研究して、模倣したとまで言われています。俳優座の座員でしたが、1971年(昭和46年)に俳優座の体質を批判して、市原悦子や中村敦夫たちと一緒に退座してから、映画やテレビに大活躍しました。
  • 夏八木勲・・・カドカワ映画のイメージが強いんですが、俳優座の研究所で3年間の研修を終えてから、東映と契約したので京都に拠点を負置いて活動していました。東映を1968年に退社してから、三島由紀夫主宰の劇団に参加したりと拠点を東京へ置いて活動されています。
  • 小野武彦・・・俳優座の養成所を卒業してからどこへ行ったのかというと、文学座です。有名になったのは石原プロ制作の「大都会闘いの日々」で大内刑事役を演じて一気に知名度が広がりました。
  • 村井国夫・・・おしどり夫婦の奥さんは音無美紀子です。ハリソンフォードの吹き替えをメインに担当しています。
  • 林隆三・・・「たけしくん、ハイ!」の父親役の印象が強く残っています。第1回日本アカデミー賞で主演男優賞を受賞しているんですね~。舞台に映画にテレビドラマとかなり幅の広い活躍をしていますが、70歳で腎不全のためお亡くなりになっています。
  • 高橋長英・・・養成所を卒業してから、フリーで活躍している俳優さんです。一番知られている作品は?!と言われれば、伊丹十三監督作品にはほとんど出ている常連さんというところですね。
  • 秋野太作・・・俳優座の時代に短い間ですが、太地喜和子と結婚していたことがあります。短期間のうちに離婚していますが、独特のキャラクターで、最近はバラエティ番組などにも出演しています。
  • 浜畑賢吉・・・俳優座の養成所を卒業してから、劇団四季に入団。有名になったのは、「進め!青春」で新米教師を演じたことで、人気が一気に高まりました。
  • 竜崎勝・・・あやパンつまり高島彩のお父さんとは知りませんでした。肝硬変で44歳でお亡くなりなっていますが、彫りの深い顔立ちでいろいろな役で活躍した俳優さんです。
  • 栗原小巻・・・吉永小百合と人気を二分するほどの大人気の女優さんです。「コマキスト」と呼ばれてアイドル的な人気だったとか。メインに活躍しているのは昔から舞台です。
  • 太地喜和子・・・東映のニューフェイスで合格していますが、東映を離れて俳優座養成所に入所しました。そして杉村春子の芝居に衝撃を受けて、文学座に入団しています。実力派舞台女優として杉村春子の後継者と期待されていましたが、伊東市で乗用車の桟橋から転落する事故にあいそのまま亡くなってしまいました。早すぎる死に芸能界は大きな衝撃を受けました。
  • 赤座美代子・・・俳優所の養成所を卒業すると、文学座の研究生となります。そして文学座を退団して演技派として映画やテレビドラマなどで活躍しています。
  • 三田和代・・・俳優座の養成所を卒業してから、劇団四季に入団して、劇団四季の看板女優として活躍しました。そして1984年に劇団四季を退団して、テレビや映画でも活躍しています。

トゥモロートゥモロー